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2016年08月05日

【落語×浪曲】初体験!和の文化にまったく触れてこなかった23歳大学生が初めて落語と浪曲を見てきた

先日、竹ノ輪の竹村に誘われて、初めての落語と浪曲を鑑賞してきました。今回見たのは古今亭文菊さんと玉川奈々福さんの出張寄席です。聞くと若手実力落語家と浪曲家だそうで、落語と浪曲デビューには何とも贅沢な幕でありました。

さて、筆者は都内の大学に通う大学生ですが、23年間の人生で、落語や浪曲というものを全くもってみたことがありません。和の文化に触れたなあと思うのは、高校生のときに文化体験で歌舞伎をみんなで見に行ったときくらいでしょうか。しかしとうの昔で覚えていないのが事実です。

ずぶの素人がいきなり前知識もなく見に行っていいものかと不安を抱えながらも、せっかくの機会なのでと当日を楽しみにしていました。

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▲今回の寄席会場は日本橋社会教育会館ホールです。

開園の6時半過ぎにいくとそこにはもうたくさんの人が。これから行われるイベントや落語のチラシなどが廊下にびっしり。
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▲これがそのチラシです。デザインは派手で目を惹くものが多い…!

会場は指定席でした。有り難いことに客席のど真ん中。
周りを見渡すと私が最年少だったかもしれません。中には浴衣を着ている人も。趣があります。

そして、7時ぴったりに寄席が始まります。
本日は前座が文菊さん、間に奈々福さんの浪曲が2席、そしてトリはまたまた文菊さんと非常に見応えがありました。

文菊さんは盛大な拍手とともに登場。さわりで話題のポケモンGOの話を文菊さんが話したところで「あ、これ若者でも絶対楽しめる」と確信しました。
最初の演目は「短命」。今日の出張寄席は「男と女」がテーマでした。文菊さんの役の演じ分けのすごいこと。ぐんぐん引き込まれていきます。
大爆笑と拍手に包まれながら続いて、奈々福さんの二席。演目は「清水次郎長伝・お民の度胸」「亀甲縞の由来」でした。浪曲は知識ゼロの状態で挑みます。曲師の沢村豊子さんの三味線が非常に耳心地よく、物語との掛け合いに魅了されていきます。

そしてトリの文菊さん。最後の演目は「転宅」です。泥棒の話なのですが、これが面白い。本当にそこに泥棒が女にうまくまるめこまれている様子が目に浮かびます。会場は大きな笑いの渦に包まれていきました。

あっという間の「たっぷり!」な2時間半。日常からふっと離れ、日本文化を楽しむのはとても良い経験でした。

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▲本日の演目

落語・浪曲は初めてでも楽しめるのかって?

結論、楽しめます!
むしろ若い人ほど一度足を運んでほしいと強く思いました。今回初めて体感して一番感じたのは「生」の素晴らしさです。演者と客席が一緒になって作り出す、その日だけの「場」。会場全体が一緒に楽しもうとしているいわば異空間が、貴重な体験であり心に触れるものでした。

最近は何でもインターネットで動画の視聴、ゲームで擬似体験できる機会があります。私の周りの大学生(もちろん私含め)はこういったモノに囲まれています。
そういう時代であるからこそ、その場で芸を披露し、みんなで楽しむ落語や浪曲に日本文化の素晴らしさを改めて感じるのは間違いないと思いました。

初の出張寄席は非常に心に残るものになりました。
大学の友人を誘ってまた足を運んでみようと思います。

▷▷▷今回見た出張寄席

【DOURAKUTEI出張寄席】
古今亭文菊
玉川奈々福 ※曲師:沢村豊子
「落語のチカラ 浪曲のチカラ」

しっとりとそして優雅に、人々を魅了する古今亭文菊師の落語。
伸びのある節回し、鮮やかな啖呵で人々を虜にする玉川奈々福さんの浪曲。
それぞれの世界で次代を担うと目されるエースの競演。
今回は「男と女」をテーマに二席ずつ。たっぷり。
知ってください、感じてください。落語のチカラと浪曲のチカラを……。

古今亭文菊・玉川奈々福二人会「落語のチカラ 浪曲のチカラ」

文責:平田